「うーむ、何故できないのだ?お前は私の従順なしもべだろう?」
































従順なしもべ
































「大佐、何やってるんですか・・・?」



ブラックハヤテ号用のジャーキーを持ってきた
フュリーが訝しげにみる。
なにせ、ロイは
ブラックハヤテ号にペンを持たせようと
ブラックハヤテ号の手に紐でペンを縛り付けているのだから。



「見てのとおり、私の変わりに書類に
 サインできるようにするため、訓練している。」



そして、ブラックハヤテ号の前には紙が。



「ぅぁぁぁぁぁ。なんて酷い事するんですか、大佐!
 ブラハが可哀想でしょ!!」



慌ててブラックハヤテ号の紐を解くフュリー。
そして、「まだ小犬なのに・・・・・。」
とブラックハヤテ号の頭を撫でている。



「何を言っているのだ。犬にはな、飼い主には
絶対服従という、すばらしい才能があるのだぞ!?」

「でもっ サインくらい自分でやれば
 イイじゃないですか!!」



珍しくフュリーも引かない。



「上司命令だ。そいつを渡せ。」

「大佐の無理な要望はきかなくていい
 って中尉に言われました!!」

「なにをぅ。中尉より私のほうが偉いのだぞ!」

「じゃぁ、このこと中尉に言いつけても大佐は
 平気なんですね!?」



曹長VS大佐。
どうやら、曹長の方が優勢のようである。
結局、実力行使でブラックハヤテ号の奪い合いに。



「貸せっ」

「うわっ尻尾掴まないで下さい!」

「ではお前が離せ!そしたら普通に抱いてやる!!」

「だめですっはーなーしーてー!!!」



「何やってんスか。コイツが可哀想でしょ。
 大佐、曹長。」



ブラックハヤテ号をフュリーとロイから
救出するハボック。



「犬はそんな事できませんって。知能が足りませんし。
どうしてもやりたいなら他あたってください。」




ハボックの言葉にうんうん、とうなづくフュリー。

ロイはしばし、ハボックの言葉を考え、
ぽんっと手を打つ。



「そうか、ではもっと知能のある生き物に
サインをさせればいいのか。」



そしてうきうきとどこかへ去っていくロイ。

この事件でホッとしていたのは他でもない、
ブラックハヤテ号だったり。
























そして、後日。
「大佐が変になった!」という噂で司令部は大騒ぎだった。
その理由も、
カラスやネズミに話しかけるロイの姿が
目撃されていたからである。



             (fin)

すみません、意味不明ですね; まぁ、文句なら掲示板でききますよ。(笑 ところで、ブラハすっごく可愛いですよね!! 閉じる
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送